M&A月報No.93 「タイ国総選挙’05」 2月6日、予定通り総選挙が行われた。前日並びに当日は、いつもの事ではあるが、公の場所では飲酒を禁止している。大きな騒ぎは無く無事終了。 72%を越える高い投票率で、人々の選挙に対する関心の高さが良く分かる。
M&A月報No.92 「国王新年スピーチと地下鉄衝突事故」 平穏な一年と思った2004年であったが、最後は津波の大惨事で幕を閉じた。教養あるタイ人に聞いてみたが、津波に付いては、学校で学んだ事も無く、何の知識も無かった。 年末の有名な海岸のリゾート地、そこには数多くのタイ人富裕層の人々も既に休暇として行っていた。
M&A月報No.91 「国王スピーチ2004とスマトラ沖大地震」 毎年、国王は自分の誕生日に国民に向けスピーチを行われるが、その内容がかなり過激な年もあり、今年も注目が集まった。 77歳になられた国王は、タクシン首相以下、集まった2万人を越える人々の前に皇太子を伴って現れ、全内容はテレビで全国放送された。
M&A月報No.90 「タイ南部騒動と東アジア首脳会議」 タイ南部の騒動はたいした事ではないと思っていたが、少々、雲行きが怪しくなって来た。 約2,000人が、既に逮捕されている6人の釈放を求め警察署に押し寄せた所、その内の約1,300人が逮捕された。
M&A月報No.89 「愛国党選挙キャンペーンと鳥インフルエンザ再発報道」 石油の高騰が世界中で話題となっているが、タイ国でもその影響に懸念を発する事象が多く見られる様になって来た。原油価格の高騰、鳥インフルエンザへの懸念等より、今年の成長率は7%近いと見ていたのが、6%になりそうであると下方修正された。
M&A月報No.88 「泰日協会主催 タクシン首相講演会 」 泰日協会主催による、タクシン首相講演会の案内が来たので参加してみた。500名を越える参加者で盛大であった。昼食の後、約1時間半、原稿を見ず、自信に満ちた表情で、熱弁を振るう姿はさすがであった。全てTV中継で全国放送された。
M&A月報No.87 「石油価格高騰の懸念とバンコク都知事選挙 」 1リッター16バーツ程度と記憶していたガソリン代が、あれよあれよという間に高騰、遂に22バーツを突破した。 この石油価格の高騰が、7ヶ月連続で消費者心理の冷え込みをもたらしており、不良債権問題の再発懸念と併せ、景気に及ぼす影響が憂慮される状況となって来た。
M&A月報No.86 「エイズ国際会議とタマサート大学教授のタクシン首相レポート」 11日より16日までバンコクにおいて、エイズの国際会議が開催された。東南アでの初の開催と成った今回は、世界160カ国より17,000人もの人々が参加した。
M&A月報No.85 「”続”リバプール買収騒動とサッカー欧州選手権」 筆者の周りにいる運転手さん、女中さんから経営者に至るまで、ほぼ全員が購入すると言った、驚くべきリバプール株取得の為の宝くじであるが、この程、某大学が行った世論調査によると、回答者の73,8%が反対との結果が出たと発表された。
M&A月報No.84 「バラモン教“始耕祭”とリバプール買収騒動」 今年も古式豊かなバラモン教による、“始耕祭”の儀式が行われた。皇太子も出席し、広場に特設された畑で、2頭の牛が鋤を引き、その後ろで女性が種を蒔く。その後、牛に、米、酒、草、豆、トウモロコシ等、7種類の餌が与えられ、何を牛が最初に食べるかによって、その年の収穫を占うのである。