M&A月報No.83 「タイ深南部テロ事件とイラク日本人人質事件」 次々と新しいアイディアを打ち出し、実行に移して行く事が大好きな首相であるが、今般、公共政策開発機関なるものを設置すると発表した。
M&A月報No.82 「内閣改造と上向く経済成長率」 タクシン首相は内閣の改造を行った。2名が閣外に去り、2名の新人が起用されるという小改造であった。
M&A月報No.81 「鳥インフルエンザ問題とタイランド・エリートカード」 インフルエンザで、タイは事実を隠して来たのではないかとの批判が各国より為され、タクシン首相以下、防戦にこれ努めている。 タクシン内閣の副首相で爆弾男と異名をとる閣僚が、新聞記者の質問に糸が切れ、トヨタの対タイへの輸出車は消毒してからの出荷を義務つけると発言し、物議を醸している。
M&A月報No.80 「国王年頭挨拶とタイ南部問題」 年頭に先立ち国王は国民にメッセージを送られた。 『 昨年10月に開催されたAPEC会議中は、国民が一致団結し、その成功に協力した。多くの不都合もあったと思うが、国を挙げての姿勢が諸外国の賓客に多いに評価頂けたものと思う。
M&A月報No.79 「国王スピーチ2003」 例年、国王は自分の誕生日の12月5日に国民に向けてスピーチをされる。かなり際どい事を率直に言われるので、毎年大いに注目を集めている。昨年は麻薬に付き言及された。 これを受け、今年、タクシン首相は麻薬撲滅運動を展開した。一年が経過し、総括が発表された。
M&A月報No.78 「APEC首脳会議のその後と好調なタクシン政策」 APEC騒動も終わり、タクシン首相は国民に対し、ラジオを通じ、成功した事に対し謝辞を述べた。 タイ観光公社によると、特別休暇の効果で、会議期間中の観光収入が135億バーツに及んだ事を発表した。この内タイ人による支出は63%で、プーケット、チェンマイ等が好評であった由である。
M&A月報No.77 「APEC首脳会議」 タイに取っては記念すべき、21カ国参加のAPEC首脳会議の開催があった。流石のタクシン首相も神経質に成っていた様に見受けられた。 裏方は大変である。期間中は国家公務員は原則休日。
M&A月報No.76 「軍人事異動とAPEC美化運動」 タイ国政府は10月1日付けで、軍部の定期移動の人事を発表した。1996年までは、士官学校の卒業年度に重点を置き、軍首脳において人事は決定されてきたが、同年誕生のチャワリット政権以降、政治家の介入が見られるようになってきた。
M&A月報No.75 「日本大使館駆込み事件とテロリスト逮捕」 日本大使館に男女5名づつの計10名の北朝鮮住民が駆け込んだ。 中国での反省があり、マニュアルが完備していたのか、率の無い対応と成って居る。入国経路が中国からラオス経由では無いかと発表された。 
M&A月報No.74 「裏社会一掃政策とタイ・マッサージ王騒動」 麻薬撲滅運動に続き、タクシン首相は、各種マフィアの取締に注力し出した。又、違法行為の摘発にも可也の勢力を割くと発表した。 この動きそのものは真っ当な世界であり、何人も文句の付け様の無い所であるが、首相に成る時に発覚した、彼の会社の多くの株が運転手名義に成って居たり、買収したGOLF場の持ち主が彼の女中名義に成って居た過去がある人だけに人々の反感を買っている。