M&A月報No.153 「タクシン一族巨額資産没収をめぐる裁判に揺れるタイ王国」 旧正月を迎えたが、一部地域を除いては、当地ではやはり盛り上がりを欠く祭日であった。 しかし、ある当地新聞に、目下病院でご静養中の国王が、自室の窓より、カメラを屋外に向け、83もの獅子舞が道路で踊りを披露し、83歳の国王をお慰めしているものを写真撮影しておられるご様子を収めた、微笑ましい写真が披露された。
M&A月報No.152 「プミポン国王陛下のお言葉“希望”“平和”“融和” 」 嬉しい事に、年初を迎えるに当たって、国王がTVの前にお元気な姿をお見せ下さり、国民にメッセージを述べられた。骨子は“希望”“平和”“融和”であった。人々は自分の出来る事、自分の社会における役割を熟慮し、最善を勤めて欲しい。
M&A月報No.151 「マプタプット工業団地問題」 12月5日は国王の82歳のお誕生日。毎年、恒例のスピーチを大変楽しみにしているが、昨年に続き、今年もご健康に配慮され皇太子殿下が代役を勤められると発浮ウれた。
M&A月報No.150 「タイ王国 VS カンボジア」 一時、国王陛下の健康不安説が流れ、人々を大変心配させ、且つ株価も下落する局面を見たが、嬉しい事にこれは誤報であり、チャオプラヤ川で行われたロイカトーンのお祭りに、お元気な姿で式典に参加となり、人々を安堵させた。
M&A月報No.149 「国王陛下健康不安に関する風説の流布騒動とドタバタアピシット首相」 未だ迷走を続ける警察庁長官人事であるが、アピシット首相は自身が長官に推しているパティープ氏を長官代理に任命した。それに対し、対抗馬のチュンポーン氏を長官代理に推していたステープ副首相寄りのニポン首相秘書官(民主党副党首)は抗議、首相に辞表を叩き出し、辞任した。
M&A月報No.148 「アピシット首相まさに正念場」 迷走している次期警察庁長官人事であるが、アピシット首相は何を考えているのか、今月末で退官が決まっている現長官に、閑職に押しやる辞令を手渡した。
M&A月報No.147 「王妃誕生日とアピシット首相正念場」 赤組のタクシン支持者は、タクシン氏の発想か、国王に彼の恩赦を嘆願する署名活動を展開し、500万人もの署名を集めたと公表した。これを500箱に収め、国王の秘書官に手渡した。
M&A月報No.145 「政局安定と新型インフルエンザの脅威」 今月最も大きく新聞で報じられたニュースはマイケル・ジャクソンの悲報であった。無論写真付きで第一面全て、加えて3ページを割いての特集で、余りにも大きな扱いに驚かされる。 不明瞭な死因、薬の飲みすぎ、500億円の負債等々話題に事欠かぬ為であったからかも知れぬ。
M&A月報No.144 「豚インフルエンザ騒動と始耕祭2552」 1ヶ月のお休みを頂き日本に帰っていた。鳥が問題と思っていたら、今度は豚騒ぎ。メキシコ発の新型インフルエンザのニュースの日々であった。
M&A月報No.143 「騒乱再び」 また残念な事件が起こってしまった。今度は、タクシン支持派の赤組(反独裁民主同盟/UDD)による東南アジア諸国連合(ASEAN)とASEANプラス3首脳会議場への乱入と首都バンコクにおける軍との衝突である。