M&A月報 No.224「新年国王陛下のお言葉」 今年は大変嬉しい年の幕開けとなった。 即ち、お誕生日にはお姿を拝見出来なかった国王が、お元気なお姿でTV出演され、 お言葉を賜った。
M&A月報 「税務署より新制度の発表」 一部報道でご存知の方もいらっしゃるかとは存じますが、2016年1月に税務署より新制度の発表がございました。 概要は以下の通りです。 -この制度では、今後適切な会計処理を行うことを求められますが、過去の取引に係る税務調査が免除となるメリットがある。2015年12月31日もしくはそれ以前の直近の決算で5億バーツ以下の売上であった会社が、この制度に登録することが可能であり、税務署の提供するウェブサイトにて2016年3月15日までに登録を行う。
M&A月報 No.223「国王誕生日とBIKE FOR DAD とAEC発足」 国王が88歳の誕生日を目出度く迎えられた。 各地で種々の祝賀行事が盛大に行なわれた。 以前は、国王はTVに御出になり、原稿も無く、長い時は、二時間ほど、延々と国民に話しかけられ、
M&A月報 No.222「ミャンマー総選挙とタイ政策」 重要な隣国のミヤンマーで総選挙が行われた。 予想された事ではあるが、スー・チーさん率いるNLD党が予想を超える 得票で大勝した。 さて、絶大な人気のスー・チーさんだが、子供が英国国籍ゆえ大統領に
M&A月報 No.221「政治・自転車・鉄道と官民」 タイでは、1年3ヶ月もの歳月をかけた憲法草案が否決され、軍事政権が 少なくてもあと2年は続き、民政復帰は遠のき、経済も低成長が続くであろうし、爆弾事件もあり、景気は決して良くなく、タイより撤退する企業も増えている、そのような暗い話題が続くこの頃であるが、目下、それら暗い話題を吹き飛ばすかの如く、ブームなものがある。それは“自転車”である。ロードレーサータイプやマウンテンバイクでバンコク市街地や郊外を走る。今、自転車が多くのタイ人を魅了し、またステータスの一種になっている。毎年、国際的な自転車ロードレースも開催されており、その熱気はすごいものがある。
M&A月報 No.220「軍事政権延長の可能性とエラワン廟爆発事件」 プミポン国王陛下のご容態が回復された。発熱や肺の炎症のニュースが報じられ、 心配していたが、無事、肺の炎症は大きく改善され、熱も下がり、血圧は正常で 血中の酸素濃度も正常値に戻られたとのことである。
M&A月報 No.219「Bike for Mom と エラワン廟爆発事件」 皇太子殿下の肝いりで、83歳になられる王妃様の誕生日祝賀行事として、 “Bike for Mom”と銘打った、自転車による43KMの走行が、バンコク市内で執り行われた。 皇太子殿下も、サイクリング乗りの装束に身を固められ、プラユット首相以下の閣僚、高官を従えられ、
M&A月報 No.218「メコン地域5カ国首脳会議とBike for Mom 2015」 日本に於いて、メコン地域5カ国との首脳会議が行われ、 安倍首相は、今後の3年間で、7500億円の支援を行うと発表した。 またダウェイ経済特区に付いても、ミヤンマー/タイとの三ヵ国での協力を確認した。 更に、インドシナ半島の横断道路、東西回廊のインフラ整備に、 1000億円の円借款供与も約束した。
M&A月報 No.217「軍事政権長期化か? とロヒンギャ問題」 目下タイの政治問題は、次なる首相候補の顔が見えて来ないことであると述べて来たが、 今般、国家改革評議会の一部メンバーより、プラユット首相の2年間の更なる続投を 求める声が出て来た事に付き、多くの国民が望むのであれば、政権の座に留まる事も あり得ると述べ、国民の支持を条件に、続投に前向きに対応する姿勢を表明した。
M&A月報 No.216「新憲法草案の賛否を問う国民投票と経済特区構想本格始動」 プミポン国王が約1ヶ月半ぶりに外出をされ海軍施設を訪問されたり、 バンコクの王宮で開かれた「戴冠記念日」の式典に出席されたニュー スが立て続けに報道され、国王の健康を案じていた国民は一安心した。 その後、昨年10月以来体調を崩され入院生活を送っておられた病院を シリキット王妃と共にご退院された報に接すると、国王のシンボルカラ ーである黄色の服を着た大勢の国民が病院や沿道に集まり「国王万歳」 と叫びながら、保養地ホアヒンに向かわれる国王、王妃を見送り、また ご退院を心より祝った。お元気そうなお姿であり、国民一同、嬉しくそ して安堵している。